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[コラム]専門医のアドバイス 過度なアイプチ、アイライナーの使用は控えるべき
- 媒体 : 漢拏日報
- お名前 : 관리자
- 作成日 : 2019.11.01 16:58:03
[コラム]専門医のアドバイス 過度なアイプチ、アイライナーの使用は控えるべき
スモーキーメイクの流行に伴い、目の粘膜近くまでアイメイクをする女性が多くなった。
アイライナーを使うと目が一層はっきりしていて鮮明に見え、目が大きく見える効果をもたらすため、女性の間でスモーキーメイクが旋風的な人気を博している。
しかし、目の粘膜近くまでアイラインを引く化粧法は、目に悪影響を与えかねないという研究結果が出た。
カナダ・ウォータールー大学の研究チームは、「目の粘膜近くにアイラインを引くタイトライニング(tight-lining)」が結膜炎を誘発する恐れがあると発表した。 研究チームは3人の女性を対象にグリッターアイライナーを粘膜の内側と外側につけるように指示し、その経過を観察した。
その結果、粘膜の近くにアイラインを引いた場合は、粘膜の外側に引いた場合に比べてアイライナーの30%以上が目の中に入るということが判明した。目の中に入ったアイライナーの粒子は涙膜から吸収されるだけでなく、アイライナー内のバクテリアにより、眼球乾燥症、結膜炎などの症状を引き起こす可能性がある。
また、「アイラインだけでなくアイプチなどで作る二重幅も目に悪影響を及ぼす」と美容整形外科専門医は説明する。 二重幅を作るために、アイプチやアイテープなどを使用するのは、特に瞼に悪影響を及ぼしかねないとのことだ。
１、2回の使用あればそれほど支障をきたさないが、長期間に渡っての使用は、まぶたの弛みや炎症のリスクが高まるだけでなく、結膜炎などを発症しやすくなると専門医は警告する。長期間に渡って使用することにより、瞼の弛みが重度化した場合は元の状態に戻すことが難しいだけでなく、脂肪がつきやすくなるため、将来二重手術を受けようとなっても選択肢が限られてきます。
長期間に渡るアイプチやテープの使用は、皮膚が薄い目元へ刺激を与え、目頭側の皮膚のたるみや目を開ける筋力の低下につながります。特に、瞼のたるみがひどい場合は目を閉じた状態でも弛んだ皮膚が二重幅を覆った状態になります。
症状が重症化した場合、「埋没法」や「自然癒着法」など比較的手軽な二重整形を受けたくても、切開法により余分な筋肉や脂肪を取り除いて二重幅を作る方法でしか改善が見込めない場合があります。
